
先日、福島県南相馬市にて、ワンちゃんの訪問粉骨を執り行いました。
今回お任せいただいたのは、中型のミックス犬ちゃん。
ご家族様とともに過ごした時間は、丸16年。
大変長生きをして、最後まで一生懸命に頑張ったワンちゃんでした。
亡くなってから数年、ご遺骨は5寸サイズのお骨壷に納められ、ご自宅で大切に供養されてきたそうです。
ご遺骨のそばには、在りし日のワンちゃんのかわいらしい表情を写したお写真が。
数年の月日が流れても変わらず、ご家族様の暮らしの中にワンちゃんの居場所があることが伝わってきました。
粉骨の前に、最後にもう一度ご家族様でご遺骨を
粉骨を始める前に、お骨壷を開け、ご家族様と一緒にご遺骨の状態を確認しました。
そこには、ワンちゃんの面影を感じられるお骨がとてもきれいに残っていました。
シュッとした鼻先。
16年間、ご家族様が何度も撫でてきた頭頂部のポコッとした部分。
立派な歯や、しっぽのお骨。
一つひとつをご覧になりながら、ご家族様にも粉骨前のワンちゃんの姿を最後にもう一度見ていただきました。
ご遺骨は、単なる「骨」ではありません。
その形を目にすることで、
「ここをよく撫でていたな」
「この子はこんな顔をしていたな」
と、一緒に過ごした日々が思い出されることもあります。
だからこそ果澄想では、ご希望があれば粉骨前にご遺骨をご覧いただく時間も大切にしています。
5寸のお骨壷から、手のひらに収まるほどコンパクトに
粉骨後、ご遺骨は細かなサラサラのパウダー状に整いました。
今回はこれからも長くご自宅で供養されることを見据え、UV殺菌を行ったうえで真空パックを施してお返しいたしました。
これまで5寸サイズのお骨壷いっぱいに納められていたご遺骨は、粉骨することで、手のひらに収まるほどのコンパクトな大きさに。
お返ししたご遺骨をご家族様が両手で優しく包み込みながら、
「小さくすっきりしたね。でも、しっかり重みがあるんだね」
とお話しくださったことが、とても印象に残っています。
見た目は小さくなっても、その手の中に感じる重みは変わりません。
16年間を一緒に過ごした大切な家族の、生きた証です。
ペットの遺骨を自宅で長く供養するための粉骨
ペットちゃんのご遺骨を、亡くなってから何年もご自宅で大切に保管されているご家族様は少なくありません。
「お墓に納める予定はない」
「これからもずっとそばに置いておきたい」
「大きなお骨壷のままでは保管が心配になってきた」
そんなとき、ご遺骨を手放すのではなく、これからもそばで供養していくために粉骨するという選択肢があります。
粉骨することで大きなお骨壷からコンパクトな状態へと整えることができ、保管場所の負担も小さくなります。
さらに果澄想では、長期保管をご希望の場合には、粉骨後にUV殺菌と真空パックを行い、湿気などの影響を受けにくい状態へ整えてお返ししております。
姿が変わっても、大切な家族であることは変わりません
お骨壷の中に残っていた、鼻先や頭、歯、しっぽ。
そこから感じられたワンちゃんの面影は、粉骨によって形を変えました。
けれど、ご家族様が両手で包んだ小さなご遺骨の中には、これまでと同じようにワンちゃんのすべてのお骨が納められています。
そして何より、16年間一緒に過ごした思い出まで形を変えてしまうわけではありません。
これからは少し小さくなった姿で、またご家族様のそばに。
このたびは、大切なワンちゃんのご遺骨を果澄想へお任せいただき、誠にありがとうございました。
16年間たくさん頑張ったワンちゃんが、これからもご家族様のそばで、穏やかな時間をともに過ごしていけますよう心よりお祈り申し上げます。






コメントを残す