先日、18歳まで大変長生きをしたワンちゃんの粉骨を執り行いました。
今回ご依頼くださったのは、今年4月にもトイプードルちゃんの粉骨でご縁をいただいたご家族様です。
そのとき、ご家族様と一緒に粉骨を見守りながら、ご家族様の車の中でそばで静かに寄り添ってくれていた一頭のワンちゃんがいました。
とても穏やかで、やさしい男の子。
それが、今回お見送りのお手伝いをさせていただいたワンちゃんでした。

18歳まで、本当によく頑張りました
あれから数か月。
ご家族様から、その子が旅立ったとのご連絡をいただきました。
18歳。
大往生といえるほどの長い年月を、ご家族様とともに過ごしてきたワンちゃんです。
あの日そこにいてくれた姿を覚えていたからこそ、ご連絡をいただいたときには、私自身もさまざまな思いがよみがえりました。
ご旅行で福島へいらっしゃる機会に合わせて
ご家族様がお住まいなのは、通常、果澄想が訪問粉骨を承っているエリアの外です。
今回は福島方面へご旅行にいらっしゃるご予定があり、
「その機会に粉骨をお願いしたい」
と、お申し込みくださいました。
遠方にお住まいの場合でも、ご旅行や帰省などで福島へいらっしゃるご予定に合わせて、ご遺骨をお預かりして粉骨することができます。
ご家族様の大切な旅の時間をいただきながら、ワンちゃんのご遺骨を丁寧に整えさせていただきました。
たまたま選んだ、一本の木の下
当日、ご家族様と待ち合わせをして、粉骨を行う場所を決めました。
その場所に特別な意味があったわけではありません。
周囲の環境などを見ながら、たまたま選んだ場所でした。
車を停め、その子の粉骨を始めます。
18年間、ご家族様と一緒に生きてきた大切な証を、一つひとつ丁寧に。
そして作業をしている途中、ふと気がつきました。
私たちのすぐそばに立っていた、大きな一本の木。
見上げてみると――
栗の木でした。
その瞬間、なんともいえない不思議な感覚になりました。
なぜなら。
今回、18歳で旅立ったワンちゃんのお名前は、
「マロンちゃん」
だったからです。
「ここがいいよ」と教えてくれたのかな
もちろん、たまたま選んだ場所に栗の木があった。
ただそれだけの偶然なのかもしれません。
けれど、たくさんある場所の中から何気なく選んだ場所が、マロンちゃんのお名前を思わせる栗の木の下だったこと。
そこに気づいたとき、
「ここがいいよ」
と、マロンちゃん自身に引き寄せられたような、何か小さなメッセージをもらったような、不思議であたたかな気持ちになりました。
4月には、大切な家族の粉骨をそばでやさしく見守ってくれていたマロンちゃん。
今度はマロンちゃん自身の粉骨のお手伝いをさせていただくことになり、その場所が偶然にも栗の木の下だったこと。
この仕事をしていると、ときどき、このような言葉ではうまく説明できないご縁に出会うことがあります。
18年間、本当におつかれさまでした。
やさしいマロンちゃん。
このたびも大切なご家族様のご供養を果澄想へお任せいただき、いただいたご縁に感謝申し上げます。
栗の木を見上げたあの瞬間のことを、私はきっとこれからも忘れないと思います。






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