「散骨してほしい」と言われたら?家族が悩む供養の選び方

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近年、終活の一環として

「自分の遺骨は散骨してほしい」

と希望される方も増えています。

自然に還りたいという想いや、
お墓の管理を家族に残したくないという理由から、
散骨という供養方法を選ばれる方も少なくありません。

しかし実際にその希望を託された家族の中には、

「本当に散骨していいのだろうか」
「親族からどう思われるだろうか」

と悩む方もいらっしゃいます。

ここでは、散骨をめぐって家族が悩みやすいポイントと、
供養の考え方についてご紹介します。


本人の希望でも、家族が悩むこともある

あるご家族から、こんなお話を伺ったことがあります。

生前、ご本人から

「自分が亡くなったら散骨してほしい」

とお願いされていたそうです。

ご家族もその希望は理解していましたが、
ひとつだけ気になっていたことがありました。

それは、

「遺骨を残しておかないことを、親族からどう思われるだろうか」

ということでした。

「本人の希望ではあるものの、
遺骨を残しておかないということは
他の親族から見たら冷たい人だと思われるのではないか」

と心配されていたそうです。


親族に相談してみた

そのご家族は、一度親族に相談してみたそうです。

すると、

「本人の希望なのであれば、
そのようにしてあげるのがいいんじゃないの。」

「私たちは別に、あなたを冷たいなんて
まったく思わないよ。」

と声をかけてもらい、
安心したとお話しくださいました。

供養の方法については、
どうしても「周りからどう見られるか」を
気にしてしまうことがあります。

しかし実際には、

「本人の希望を大切にしてあげたい」

という気持ちを理解してくれる方も
多いのではないでしょうか。


散骨前の「分骨」という方法で家族の希望を叶えることも

散骨について考えるとき、

「すべての遺骨を散骨するか」
「すべてを残すか」

という二つの選択だけではありません。

散骨を行う前に、
「分骨」という方法を選ぶこともできます。

分骨とは、遺骨の一部を残し、
残りを別の供養方法にするという考え方です。

例えば

・一部を手元供養として残す
・一部をお墓や納骨堂に納める
・残りを散骨する

といった形です。

このように分骨をすることで、

・本人の「自然に還りたい」という希望
・家族が「遺骨を少し残しておきたい」という気持ち

その両方を大切にする供養の形を選ぶことができます。


故人やペットの「ゆかりの場所」に散骨するという選択

以前、うさぎさんの粉骨をご依頼いただいたご家族のお話があります。

そのうさぎさんは日本で生まれ、日本で育った子でしたが、
その種のルーツをたどるとスペインが原産のうさぎさんだったそうです。

ご家族はその子との出会いをきっかけに、
そのルーツとなるスペインという国に興味を持ち、
親しみを感じながら暮らしてこられました。

粉骨後のご遺骨は、

・ご夫婦それぞれの手元供養として1袋ずつ
・散骨用として2袋

の合計4つに分けたいというご希望でした。

手元供養として2袋を残し、
散骨用の1袋は、よく出かけていた思い出の場所へ。

そしてもう1袋は、
そのうさぎさんのルーツでもあるスペインで散骨する予定だそうです。

「スペインにはまだ一度も行ったことがないんです。
この子に出会わなければ、
きっと一生行くことがなかった国かもしれません。

でも、こんなに可愛い我が子のルーツになった場所なら、
そこの空気を吸って、
この子が生きていた証の一部を戻してあげたいと思って。」

とお話しくださいました。


散骨の旅が、家族にとっての一区切りになることも

これまでお話を伺ってきた方の中には、

「家族の希望でハワイに遺骨を撒いてほしいと言われたので、
家族でハワイに行くことにしました。」

とおっしゃる方もいらっしゃいました。

また、

・沖縄
・北海道
・思い出の海
・憧れていた場所

など、お住まいから遠方へ出向き、
故人やペットのゆかりの場所で散骨をされる方も少なくありません。

故人の希望をかなえるという意味でも、
その旅はご家族にとって大切な時間になります。

散骨のための旅が、
悲しみの中にあるご家族にとって
心の一区切りとなる時間になることもあるのです。


「散骨は違法ではないの?」と心配される方へ

散骨について調べると、

「違法ではないの?」
「法律的に問題はないの?」

と心配される方もいらっしゃいます。

現在の日本では、
節度をもって行われる散骨は違法ではないとされています。

ただし、

・人の多い場所で行わない
・周囲への配慮をする
・遺骨を細かくしてから散骨する

など、社会的なマナーや配慮が必要です。

そのため、散骨を検討する際には
専門の業者や経験のある事業者に相談することで、
安心して行うことができます。


散骨をするためには「粉骨」が必要です

散骨を行う際には、
遺骨を粉骨する必要があります。

火葬後の遺骨は骨の形が残っている状態のため、
そのまま散骨することは適切ではありません。

散骨では、遺骨を細かいパウダー状にすることで

・自然に還りやすくする
・周囲への配慮をする
・見た目の抵抗感を減らす

といった理由から、
粉骨が必要とされています。

粉骨をすることで、
散骨だけでなく

・手元供養
・分骨
・長期保管

など、さまざまな供養方法にも対応しやすくなります。


供養の方法に正解はありません

散骨、お墓、手元供養など、
供養の方法にはさまざまな形があります。

どれが正解というものではなく、
それぞれのご家族に合った形があります。

大切なのは、

その人らしい供養の形を考えること。

本人の希望を尊重しながら、
残された家族が納得できる形で供養をしていくことが、
何より大切なのではないでしょうか。

お手元で保管されている故人の方のご遺骨を、粉骨にして小さくコンパクトにいたします。

大きなお骨壷ではなく、すっきりとお姿を変えることで、お部屋の中でも場所を取らず永く安心してご供養していただけます。また、海洋散骨や樹木葬などの自然葬をご検討中の場合も、今後ご供養をしやすいかたちになります。 

大切に育ててきた家族の一員であるペット。

旅立った後も、生きた証であるお骨を大事に保管されたいと願うご家族様のための、ペット粉骨。

遺骨へのカビ発生の不安や、災害時にお骨壷が割れてしまうなどの心配を無くし、これからも一緒に過ごしていくために。 


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