
ペットを亡くしたあと、
「遺骨をそばに置いておきたい」
「できればずっと一緒にいたい」
そう思うのは、とても自然な気持ちです。
実際に、粉骨や分骨をされたご家族の中には、
遺骨を持ち歩いている方も実は少なくありません。
■ 遺骨を持ち歩く方は意外と多い
・お部屋の中で常に近くに置いている
朝起きたらリビングへ、夜は寝室へと運ぶ方も
・外出時に小さな骨壷やペンダントで持ち歩く
・旅行にも一緒に連れていく
こうした形で、
「一緒にいる感覚」を大切にされている方が増えています。
最近では、取っ手がついていて一見お骨が入っているようには見えないようなお骨壷カバーもあります。
大切な旅行や思い出の場所に行くとき、供養祭などに遺骨を持参するときに、「この子も一緒に」とお考えになる方にとても喜ばれているようです。
■ ペットの遺骨を持ち歩くのは「変なのでは?」と感じてしまう理由
一方で、
・周りの目が気になる
・重いと思われないか不安
・いつまで続けていいのかわからない
といった気持ちから、
「自分は少しおかしいのでは」と感じてしまう方もいます。

■ 大切なのは「自分の気持ちに合っているか」
供養の形に正解はありません。
・そばに置いて安心できるなら、それでいい
・手放したくなったら、そのときに考えればいい
気持ちは時間とともに変わっていくものです。
■ 無理に距離を置く必要はありません
「持ち続けてはいけない」という決まりはありません。
むしろ、
・安心できる
・気持ちが落ち着く
のであれば、
それはその方にとって大切な供養の形です。
■ 遺骨を持ち歩く際の基本的な方法

- 陶器の骨壷が割れないように保護する
- プチプチ・ブランケット・普段着ていた服などで包んで衝撃を吸収する
- 蓋が外れないように固定する
- マスキングテープや養生テープで蓋と本体を留める、またはパッキン付きの骨壷を使う
遺骨を持ち歩く場合、まず大切なのは骨壷をしっかり保護することが大切です。
陶器製の骨壷は衝撃に弱いため、バッグにそのまま入れるのではなく、プチプチやタオル、ブランケットで包んでクッション性を持たせると安心です。
特に、亡くなった子が普段使っていたブランケットや服で包む方法は、保護になるだけでなく、気持ちの面でも寄り添ってくれるという方も多いです。
また、移動中に蓋が外れてしまうと遺骨がこぼれる恐れがあります。
マスキングテープや養生テープで蓋と本体を軽く固定したり、最初からパッキン付きの骨壷を選ぶことで、持ち歩き時の不安を大きく減らせます。
■ ただし、こんなタイミングで見直す方も
・生活環境が変わったとき
・気持ちの整理がついてきたとき
・家族と供養の形を話し合ったとき
こうしたタイミングで、
・分骨して一部だけ持つ
・粉骨してコンパクトにする
・散骨を検討する
といった形に移行される方もいらっしゃいます。
■ 遺骨を持ち歩く際のリスクも

遺骨を持ち歩く際に考えておきたい主なリスク
- 骨壷が衝撃で割れてしまう可能性
- 骨壷の蓋と本体の隙間から遺骨が漏れる可能性
- 振動や揺れによって遺骨の形が崩れ、かさが減ってしまうこと
- 荷物が多い時に置き忘れてしまうリスク
これらのリスクは、持ち歩くという行為そのものに伴う避けがたいものです。
まず、骨壷は陶器製であることが多く、バッグの中でぶつかったり落としたりすると破損する恐れがあります。
また、蓋と本体のわずかな隙間から細かな遺骨がこぼれてしまうこともあるため、持ち歩きを前提にする場合は密閉できるタイプやパッキン付きの骨壷を選ぶと安心です。
さらに、移動中の揺れや振動によって遺骨は少しずつ砕け、かさが減っていきます。
時間が経つにつれ、最初はちょうどよかった骨壷が大きく感じられてしまうこともあります。
そして意外と見落とされがちなのが「置き忘れ」。荷物が多い日や移動が続く日は、普段なら絶対に忘れないものでも、ふとした拍子に置きっぱなしにしてしまう可能性があります。
■ まとめ
ペットの遺骨を持ち歩くことは、決して特別なことではありません。
それは「大切に思っている証」であり、
その方にとって自然な供養の形のひとつです。
周りと比べる必要はありません。
「自分がどうしたいか」を大切にしながら、
無理のない形で向き合っていくことが一番大切です。
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ペットの粉骨

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